新紀元社 / Shinkigensha

紅色海洋 下

紅色海洋 下

著者:韓松
翻訳者:立原 透耶/大恵 和実
監修者:立原 透耶
定価:本体3,000円(税別)
四六判上製 424ページ
ISBN 978-4-7753-1997-0
発行年月日:2025年11月10日
在庫:在庫あり

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本の紹介

中国SF四天王のひとり、韓松(ハン・ソン/かんしょう)の長編SF。
人類が地上に住めなくなった未来、遺伝子工学によって創られた「水棲人」が生きる「紅い海」の世界を描いた、哲学的かつ挑戦的な作品。
第一部「我々の現在」、第二部「我々の過去」、第三部「我々の過去の過去」、第四部「我々の未来」の全四部、二十章からなる。
本書の監修者、立原透耶氏が劉慈欣氏の『三体』以外で「最も読みたい、訳したい長編」と推奨している。


【あらすじ】
第三部 我々の過去の過去(立原透耶訳)
資源が枯渇した地球で、宇宙へ進出したホワイト人と、陸地に残った人々との戦争が勃発。冒頭では水棲人創出の過程が詳細に描かれ、以降、戦前・戦中・戦後にわたる人類の営みが語られる。


第四部 我々の未来(大恵和実訳)
中国史と実在の人物を下敷きに、紅い水にまつわる物語が展開される。最終章では、明代の鄭和が大船団を率い、紅色海洋の予言に抗うべく欧州を目指す壮大な航海が描かれる。

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