新紀元社 / Shinkigensha

成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです 13

成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです 13

シリーズ名:モーニングスターブックス
巻数:13
著者:時野 洋輔
イラスト:ちり
定価:本体1,200円(税別)
四六 324ページ
ISBN 978-4-7753-1909-3
発行年月日:2021年05月19日
在庫:在庫あり

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本の紹介

危機的状況にあるこの世界を救うために
イチノジョウ、無職から魔王になる。

魔法都市マレイグルリを襲った事件のあと、イチノジョウが知った真実。それは、この異世界アザワルドの危機的状況と、女神たちの本当の姿だった。破滅の未来から世界を救うために、魔王となる道を選んだイチノジョウ。そしてついに魔神となった元女神と対峙することに…!?
「小説家になろう」開催「ネット小説大賞」金賞受賞作、堂々完結の第13巻!

 前魔王であるミリの前に跪き、彼女の唱える文言を聞きながら、俺は杖── 王
笏を受け取り、王冠を被せられる。
女神ライブラ様が持っているファミリスの力を封印したという宝玉から徐々に光が消えていき、俺の中に入っていく感じがした。
そんな光景を、ハルたち見届け人は固唾を呑んで見守った。
「あ、言うの忘れていたけど、戴冠式が終わると、自動的に第一職業が魔王に代わるから、無職にはもう戻れないよ。就職おめでとう、おにい」
重い空気の中、ミリが突然そんなことを言い出し、
【職業:魔王が解放された】
【第一職業が魔王に設定された】
と、俺はおそらく世界で初めて、無職から魔王に転職した男になったのだった。

 待っていたのは真里菜でもなければ魔物の群れでもなく、
「おぉ、ちょうど野菜が焼けたぞ、ジョー!」
「野菜を焼いたらおいしいんだよ、ジョー!」
オレゲールの実家であるロブッティ男爵の庭で、のんびりバーベキューをしているジョフレとエリーズ、そして、ふたりが焼いた野菜をパクパクと食べ続けるケンタウロスだった。
ケンタウロスの奴、フロアランスから逃げたと思ったら、こんなところにまで来ていたのか。いちおう、ジョフレとエリーズのことを主人と認めているのだろうか?

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