眠れぬ夜に…重大サプライズ発生!?
夜の散歩をしようと屋敷の庭に出た快人。そこにいたのは、仕事が一段落したというリリアだった。
いつも通り和やかにリリアと会話をするが、突然リリアが快人にキスをしてきて…!?
究極のベビーカステラ、魔法具のオルゴール。大切な人のために快人奔走中!の第9弾!!

そのあとも俺は暴走しかける……というより、ほぼ最初っから継続して暴走状態のクロの行動を
必死に軌道修正しながら、ベビーカステラ作りを進めていった。
それは上手くいくこともあれば、失敗することもあり……結果として……。
「……完成だね! 凄いよ、カイトくん! ボク、こんなベビーカステラ初めて見たよ!」
「……どうしてこうなった」
現在俺たちの前には、直径五mはある超巨大な、チョコレートでコーティングされたベビーカス
テラが鎮座していた。

そんな俺の思考は、会話のあとの流れで、リリアさんが背伸びをして俺に顔を近付け、俺の頬に
柔らかな感触がした瞬間に真っ白になった。
「……え?」
「……おやすみなさい、カイトさん」
なにが起こったのかを理解するのに少しの時間を要した。そしてその間にリリアさんは微笑み、
屋敷の中に入っていってしまった。
「……………………え?」

















