ラブコメ&冒険ファンタジー
「小説家になろう」人気作 シリーズ第9弾!
ダークエルフとドワーフの戦争勃発!
事態収拾のため大陸中部に向かうジルたち。
目の前に現れたのは…〈妖精女王〉!?

「……中原に黒妖精族の帝国を築くなど、そんな暴挙が許されると──カーディナルローゼ超帝国が許すと──思っているのですか、『雷鳴の矢』?」
その傍らでは『新月の霧雨』が、身命を賭しても女王を守ろうと、悲壮な覚悟で細剣を手に周囲を睨み付けている。
「思いますとも、頑迷なる女王陛下。実際に獣人族も、四大国に数えられる広大な領土を自らのものとしました。ならば、我らが同じことをして、なんの問題がありますでしょう?」

コッペリアだけがバカみたいに短絡的に考えて、エプロンドレスのポケットから愛用の血糊の付いたモーニングスターを取り出しました。
「──くっ。させんぞ! 我が一命にかけても〈妖精女王〉様のお命は守ってみせる」
再び細剣を抜き出して、小声で精霊魔術の呪文を唱え出すノワさん。
「どうして、いつもこう、平時に波風を立てないと収まらないのかしら……」


















