新紀元社 / Shinkigensha

ファンタジー化した世界でテイマーやってます! ~狸が優秀です~

ファンタジー化した世界でテイマーやってます! ~狸が優秀です~

近刊
シリーズ名:モーニングスターブックス
著者:酒森
イラスト:珀石 碧
定価:本体1,200円(税別)
四六 324ページ
ISBN 978-4-7753-1959-8
発行年月日:2021年11月15日
在庫:未刊

この本を注文する

  • バナー
  • バナー
  • バナー
  • バナー
  • バナー
  • バナー
  • バナー

本の紹介

……そうだ、とりあえずテイムしよう。
動物好きな会社員が冒険のお供に選んだのは頼りになる動物たちだった。

帰宅中のはずだった会社員の中野が目を覚ますと、そこは見覚えのない林の中だった――。ある日突然植物が異常に育ち、生物が魔物化してしまった世界で、可愛い子狸を皮切りに出会った動物を仲間にしつつ、レベル上げに勤しむ超絶マイペースなテイム冒険譚。

 おい。なんだなんだ。なんかごちゃごちゃ聞こえてきたぞ。
というか、そんな突然言われてもわからんわ!
いや、つーか狸って。まんまかい。魔物? って言ったよな? 仮にこの狸が魔物だとして、“なんとか狸”みたいに種族名とかねーの?
なんとなく納得がいかないものの、とりあえず子狸の反応を見てみる。どことなくキラキラした目でこちらを見ているので、名前をつけてみることにする。
「たぬポンとか? んー。全体的に茶色だからブラウン…………いやないな。英語だとラクーンとかそんなんだった気がするし、クー太とかどうだろう」
「ぎゃう!」

『わ、わたし捨てられるのですか⁉』
なぜそうなる。アキは目を見開き、涙目になっている。
「捨てないから安心しろ。まあ戦えるのなら頼む」
『はい! 捨てられないように頑張るのです! 皆さんよろしくお願いしますです!』
だから捨てないってのに。
『クー太だよー。よろしくねー』
『私ラン! よろしくね!』
『クレナイと申します。よろしくお願いします。先程は痛くありませんでしたか?』
『私はハクといいます。よろしくお願いしますね』
全員が挨拶するとアキは、ぺこりと頭を下げる。
『はい! クレナイさん、痛くなかったですけど、怖かったです!』
『それは諦めてください』
上手くやれそう……か? クレナイとアキの温度差が……。

ページのトップへ