新紀元社 / Shinkigensha

ファンタジーをほとんど知らない女子高生による異世界転移生活 1

ファンタジーをほとんど知らない女子高生による異世界転移生活 1

シリーズ名:モーニングスターブックス
巻数:1
著者:コウ
イラスト:shimano
定価:本体1,200円(税別)
四六判 324ページ
ISBN 978-4-7753-1648-1
発行年月日:2018年11月17日
在庫:在庫僅少

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本の紹介

異世界もののテンプレ? なにそれ??
SF大好き理論派女子高生の巻き込まれ異世界ライフ、開幕!

気が付くと樹海にいた女子高生の美咲。異形の獣に遭遇しつつ、からくも樹海を脱出したものの、そこに広がっていたのはまったく見知らぬ”異世界”だった――。念じると買ったことがあるものならどこからか呼び出せる不思議な能力と、なぜだか言葉が通じることを頼りに、美咲はたどり着いた町で暮らしはじめるが、どうやらここは魔法が普通に使われている”ファンタジー”な世界のようで!?
第6回ネット小説大賞期間中受賞作。

「ちょっとそこのあなた!」
目と鼻の先である。魔道具屋の目当ては美咲で間違いないだろう。
灰色のローブを着てフードを目深に被っているので口元しか見えないが、綺麗な声の女性だった。
「はい?」
「あなた、傭兵みたいな格好をしているけど魔法使いよね。お金は払うからちょっと手伝ってくれない?」

「……ミサキ、大丈夫?」
「……つかれた」
「そりゃそうよね……ほとんどミサキの魔素だけで……ってミサキ?」
「……おなかすいたねぇ」
美咲はスープの器を片手に、うたた寝を始めていた。
「あ、こりゃもう駄目みたいね」
フェルは美咲の手からスープの器を取り、隣の荷箱に置く。そのまま美咲の肩を抱いて自分に寄りかからせる。
すでに美咲は眠りに落ちていた。

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