死王と混浴露天風呂! 創造神と海水浴!?

勇者召喚に巻き込まれた快人は、元の世界に帰るまでの1年間を平和な異世界で過ごすことに。
特別な存在である魔界の王や神界の女神たちと親しくなっていく快人は、次第に誰からも一目置かれる存在に。
そして、魔界へと向かった快人は、巨大な竜王マグナウェルと出会い、アイシスとの再会で楽しい魔界の三日間を過ごすが……。
幻王ノーフェイスの正体が――ついに明かされる!?
「モーニングスター大賞」大賞受賞作、衝撃度UPのシリーズ第5弾、大幅加筆&改稿でお届け!


ソレはのんびりとした口調だったが、そもそもサイズが常識外のため、天から降ってくるような大音量で、空気がビリビリと震えるのを感じる。
そして竜王はゆっくりと、ベヒモスに視線を動かし……。
『去ね! 童!』
「ッ!?!?」
ソレが放たれる直前に、俺の視界に木の根が壁の如く生えてきて、直後にソレが大きく振動する。
い、いったいどんな音量!? 爆弾が爆発したみたいに木の壁が揺れているんだけど!?
竜王の咆哮は一瞬でベヒモスの戦意を狩り取り、ベヒモスは凄まじい勢いで遥か彼方に逃げ去っていく。



「……で、あの……なんででこんな状況に?」
「……背中……洗う……洗いっこ」
「……は、はぃ」
どうしてこうなった?
神は俺にどこまで試練を与えれば気が済むのだろうか……本気で俺の理性を殺しにきているとしか思えない。