本の紹介

★世界各地から収集したカタカナの人名8000以上を収録。

★神話、英雄物語、宗教書など、人名の出典情報つき。

★ほとんど（９割以上）の人名には解説つき。

※名前だけ登場するレベルのモブキャラは解説なし。

 

◉本書の目的

とにかくたくさんの（少し素敵な）カタカナの名前を楽しむこと。

 

◉本書の内容

本書の人名は、神話・英雄物語や宗教書などの古い時代の文献と、各地の王名、王族名から収集しました。 本書では、人間の名前に加え、神、人型の非人間（巨人や小人、悪魔など）の名前も「人名」として扱います。 上記「本書の目的」の通り本書は「カタカナの名前を楽しむ」ための人名辞典なので、ほとんど説明のない人名や、脇役ですらない「名前だけ」の人名も多く収集しました。そのため、フルネーム、ファーストネーム等の判断ができない人名や、他の表記が存在する人名も多く収録されています（表記は原則として収集元の文献に合わせています）。厳密な個人の特定を目的とする場合は、他の人名辞典をご利用ください。

 

◉本書の見方

 

❶ 項目名　その項目で扱う人名。

❷ 説明文　その項目の人名に対する説明。特に際立った内容のない場合は説明文を省略している。

❸ 同一名が複数人登場する場合は①②で区切って紹介している。同一名人が5人以上登場する名前は個人の説明は省略し、「その名前」の紹介とする。

❹〈 　〉　仇名、異名

❺［ 　］　登場文献の略称　その名前がどの文献に登場したかを示す。多数になる場合は代表的なもののみ紹介している。文献の一覧、略称の対照は〈文献略称一覧〉を参照。王、王族名は登場文献を省略している。

 

◉収集対象文献

アーサー王の死／マビノギオン／デンマーク人の事績／ニーベルンゲンの歌／ベーオウルフ／カレワラ／トリスタン・イズー物語／巫女の予言／ギュルヴィたぶらかし／オーディンの箴言／ヒュンドラの歌／ヴァフズルーズニルの歌／グロッティの歌／グリームニルの歌／リーグの歌／フンディング殺しのヘルギの歌／ハールバルズの歌／アルヴィースの歌／フン戦争の歌またはフレズの歌／レギンの歌／シグルズの短い歌／ニヴルング族の殺戮／グリーピルの予言／シグルズの歌　断片／ヴェルンドの歌／シンフィエトリの死について／グリーンランドのアトリの詩／スキールニルの旅／スリュムの歌／ロキの口論／ヒョルヴァルズの子ヘルギの歌／グリーンランドのアトリの歌／ヒュミルの歌／フンディング殺しのヘルギの歌2／グズルーンの歌／オッドルーンの嘆き／バルドルの夢／ヒルデブランドの挽歌／グズルーンの歌2／原初年代記／神統記／変身物語／仕事と日／アエネーイス／イリアス／オデュッセイア／ガリア戦記／ロランの歌／エル・シードの歌／ギルガメシュ叙事詩／エヌマ・エリシュ／アトラ・ハシース物語／イシュタルの冥界下り／エンキとニンフルサグ／ネルガルとエレシュキガル／バアールとアナト／クマルビ神話／竜神イルルヤンカシュの神話／旧約聖書／新約聖書／ヨハネの黙示録／王書／タバリーの歴史／コーラン／アヴェスター／リグ・ヴェーダ／マハーバーラタ／ラーマーヤナ／インカ皇統記／ポポル・ブフ　ほか、ケルト神話、エジプト神話、マヤ神話、アステカ神話に関する文献多数。