ファンタジー世界は、「剣と魔法の世界」とも言われるように、物語の主人公の多くは剣士であり魔法使いです。弓を主な武器とする「アーチャー」は、主人公のサポート役など地味な役回りを与えられていることが少なくありません。しかし、史実における弓は、銃器が登場するまで、あらゆる武器を凌駕する戦闘力を持ち、さらにその優秀な使い手は、戦局を左右する重要な存在でした。そして、神話・伝承・ファンタージーの世界においても、光輝く存在として描かれ続けています。
本書は、弓の名手のエピソード紹介を軸に、形状や射法の変遷など「弓と矢」の歴史的な側面も含めて紹介し、「弓」にまつわるすべてがこの一冊で理解できる内容になっています。