本の紹介

インド・新大陸・ジパング……未知なる領域に挑んだ、冒険者たちの生き様！

○15世紀、ポルトガルのエンリケ航海王子の熱意より始まったとされるヨーロッパ人による海外進出、いわゆる「大航海時代」は地理上の発見のみならず、文化や宗教の衝突、物流などさまざまな面で大変化を見せた時代でした。そしてヴァスコ・ダ・ガマ、コロンブス、マゼランなど、幾多の冒険者たちがそれぞれの目的のため、未知なる領域へと挑んでいきました。
本書は、そんな「大航海時代」に活躍した冒険者たちの軌跡を追いながら、その時代背景について迫っていく１冊です。コロンブスの新大陸発見やピサロのインカ帝国侵略など、歴史的大事件を軸に、さまざまな人物やエピソードを紹介。また、「大航海時代」における船舶や航海術など関連情報も充実。その他、図版も多数収録し「大航海時代」という時代を理解するのにふさわしい１冊です。

【目次】

■第1章　開かれた東方への扉　―大航海時代前史―　
■第2章　大航海時代の幕開け　―プレスター・ジョンへの幻想―
■第3章　黄金の国ジパング　―新たなる大陸への情熱―
■第4章　航海と船舶　
■第5章　さらなる未知の領域へ　―南アメリカと太平洋探索―
■第6章　光輝く黄金を求めて　―未知なる南米大陸の踏査―
■第7章　太平洋に秘められた謎　―金銀島の存在と南方大陸－